■先週木曜日に発表されたハリウッドレポート(THR)によると、4月に放映を終えたハリウッド制作による真田広之主演のドラマ「将軍 SHOGUN」のシリーズ第2弾の制作準備が現在進んでいるという。英各メディアが報じた。
シーズン2どころかシーズン3まで、まとめて継続が発表されるのは極めて異例だが、同番組は評論家からも絶賛されており、2024年最高の番組のひとつと言われているため驚くにはあたらないという。ディズニープラスで世界に配信された「将軍」は、米批評サイト「ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)」で99%という異例の高スコアを獲得。また、視聴者の間でも人気は高く、同サイトの視聴者部門でも90%を獲得している。
同作品は関ヶ原の戦い直前に日本に漂着した英国人航海士ウィリアム・アダムスをモデルに、英作家ジェームズ・クラベルが書き上げた歴史フィクション。クラベルの「将軍」に描かれているのは関ヶ原の戦いまでだが、ドラマのシーズン2、3では大坂夏の陣辺りまで描かれる可能性がある。ジェームズ・クラベルの娘ミカエラ・クラベルがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、真田広之も再び制作に携わるという。現在は制作の準備段階にあり、今夏にも本格的に制作始動する予定だ。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)