V&A博物館のダンディー分館で「京都からキャットウォーク展」開催！ その１

■著名人が所有していた「着物」のコレクションが、スコットランドのダンディーにあるヴィクトリア＆アルバート（V&A）博物館の分館で公開されている。BBC（電子版）が報じた。

英ロックバンド、クイーンのフレディ・マーキュリーは着物を愛用し、ツアーで日本を訪れる度に蒐集していた。映画監督のジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ」の全ての衣装の中心に着物を据え、ボーイ・ジョージやデヴィッド・ボウイはバックステージドレスとして着物を愛用した。これらエンターテインメント界の著名人たちが所有する着物のコレクションが、V&Aダンディーで公開されている。

V&Aの「京都からキャットウォークへ」展では着物の起源である日本の伝統的着物から現代風ファッションの着物までを紹介。マーキュリーが着用したものを含む300点以上の着物が来年１月までV&Aダンディーで展示されている。

キュレーターのアナ・ジャクソンさんは「着物は日本独特の文化であるだけでなく、時代を超越した普遍的なものです。ジョージ・ルーカスは黒澤明監督の作品に大いにインスパイアされ、三船敏郎にオビ・ワン役をオファーしようと考えたこともあったと言われています。その役はアレック・ギネスになりましたが衣装は一部が侍で一部が仏教僧のようなもので、着物のシンプルな形に着想を得ていました。三船のジェダイを彷彿とさせるステージ衣装やマーキュリーが愛用していた桜柄のガウンなども展示されています」と語った。By 週刊ジャーニ (Japan Journals Ltd London)

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