■飛行機で移動する際、多くの人が利用するエコノミークラス。同クラスはスペースが狭く、他人との距離が近い。超えてはならないレッドラインをエチケット専門家たちが「デイリー・メール」紙(電子版)に語った(その1より続く)。

⑥ CAとは良い関係を
CAが機内サービスで忙しくしているときは、大人しく座っていよう。そして彼らに愛嬌を振りまこう。「蜂蜜があればより多くの戦争に勝てる」ということわざもある。搭乗機を降りるときは彼らに礼を言おう。
⑦ 食事時のリクライニングは×
前の座席が倒されていると食事に苦労する。うしろの人に気を配り、離陸後数分はリクライニングしないこと。可能であれば食事が終わるまで待ち、本当に必要なときだけリクライニングする。うしろの人が食事中かどうか笑顔でちらっと確認してから席を倒すのが礼儀。
⑧ 降りる時は忍耐
着陸したからといってすぐに立ち上がったり、他の乗客の頭上を飛び越えたりしてはならない。大人しく座っている他の乗客の顔に自分の下半身を押しつけているだけというのも避ける。どうしても早く出たい性分なら、出世してビジネスやファーストクラスのチケットを手に入れよう。
⑨ 頭上のロッカーに荷物を入れすぎない
頭上スペースに免税品を無駄に広げない。スペースを確保するために他の客の荷物を並べ替えない。機内持ち込み手荷物は頭上のスペースを最大限に利用できるように分別しておき、フライト中に必要なものは前の座席の下に置くのが礼儀。
⑩ 座席を変えるか変えないか
せっかく早めにオンラインで窓側の席を予約したのに、子どもやパートナーと離れ離れになった人と席を替わってあげるべきか? それは選択の問題であり義務ではない。他の乗客に席を代わってくれと頼む場合でも、フェア(公平)な交換になるかどうかを事前に確認した方が良い。
⑪ おしゃべりをやめる
見ず知らずの人と話すのが好きな人もいる。おしゃべりをしたくないなら本に顔をうずめたり、(音楽が鳴っていなくても)ヘッドホンをつけたり、目を閉じたり、単刀直入かつ丁寧に「申し訳ないのですがちょっと眠ります/本を読みます/映画を見ます」と勇気を持って言おう。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)