■先日、飛行機の機内でスニーカーを履いた足を前の座席のヘッドレストに乗せてくつろいでいる女性の画像が話題になった。エコノミークラスはスペースが狭く、他人との距離が近い。超えてはならないレッドラインをエチケット専門家たちが「デイリー・メール」紙(電子版)に語った。

① 素足禁止
汚れた靴を座席に置くのは最悪だ。しかし靴下を脱ぐのも同じくらいダメだ。他人の足の指を見たい人は滅多にいない。病気を持っていないとしても裸足で機内を歩き回るのはマナー違反の極み。快適さを求めるならスリッパやフライトソックスを持参すること。そして前の座席の間の肘掛けを足置き代わりにするようなことは決してしないこと。
② 肘掛けは誰のもの?
肘掛けは争いの場ではなく仕切りだと考えること。一列3席の場合、真ん中の人に肘掛けを使わせてあげるのが礼儀正しい対応。そうでない場合は肘だけをアームレストに置いて、隣の人が同じようにできるようにしてあげよう。
③ 刺激的なスナックは×
硫黄臭のするたまごサンドや刺激的な柑橘系の果物、スパイシーなカレーサラダは避け、チョコレートやクラッカーなど臭いが気にならないものを選ぶこと。小腹を満たしたいならプロテインバーもおすすめ。
④ 寝る子は起こせ
トイレに行きたい時に通路側の他人が眠っている場合は軽く叩いて起こすこと。どんなことがあっても相手の上によじ登ろうとしてはいけない。たいていの場合隣人の膝の上に転落し、最悪の形で起こすことになる。
⑤ 身だしなみを整えない
機内は爪を切ったり、眉毛を整えたり、消臭スプレーを吹きかけたり、個人的なケアをする場所ではない。身だしなみを整える必要がある場合はトイレに行け。(その2に続く)By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)