■体重のことで長年いじめにあって来た20歳の英国人女性が、トルコで減量手術を受けた後に亡くなっていたことが分かった。「インディペンデント」紙(電子版)が伝えた。

南ロンドン在住のモーガン・リベイロさん(20)は手術の数日前、TikTokに「減量手術前の最後の姿。別世界で会いましょう」と投稿していた。モーガンさんはNHSの長い待機リストを嫌い2500ポンド(約45万円)のスリーブ胃切除術を受けるため1月初めにトルコに向かった。
1月5日に手術を受けた後、モーガンさんは帰国の許可を得た。しかし9日、英国に戻る機内で敗血症性ショックに陥った。フライトはセルビアに緊急着陸。そこで医師が彼女の小腸が切断されているのを発見。致命的な感染症を引き起こしておりモーガンさんは4日後に亡くなった。
モーガンさんの母親(44)は「彼女は体重のことでよくいじめられていました。本当につらい思いをしていたんです。トルコでの手術に関する怖い話を聞いていたので気持ちが落ち込んでいました。このようなことが他の人に起こって欲しくない。あの子の死を無駄にしないで」と訴えている。1月初め、トルコで美容整形手術を受けた別の英国人女性も亡くなっている。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)