■サセックス公爵ハリー王子は、英ミラー紙の発行元が盗聴など違法な情報収集に関与したと主張する訴訟で15日、勝訴した。裁判所は王子の被害を概ね認める判決を下した。ミラー紙(電子版)が報じた。
判決ではデイリー・ミラー紙の発行元に対する違法な情報収集の請求33件のうち15件で勝訴した。サセックス公爵(39)はミラー・グループ・ニュースペーパーズ社(MGN)が発行するデイリー・ミラー紙、サンデー・ミラー紙、サンデー・ピープル紙の記者が電話盗聴による情報収集や私立探偵を使った違法な取材に関係していると主張していた。
裁判所はMGNに、ハリー王子が要求していた44万3,000ポンドの損害賠償の3分の1弱にあたる14万600ポンド(約2,500万円)を支払うよう命じる判決を言い渡した。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)