■先週、東ロンドンのバーキングにある「ガスコイン・イースト・エステート(Gascoigne East Estate)」のフラットのバルコニーが道路に崩落。同敷地内に建つ414の物件すべてが 「安全性に問題がある」として大きな問題になっている。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
「ガスコイン・エステート」は1960年代に建設された集合住宅地帯で、「イースト」は近年モダンに再開発された。414戸の手頃な価格のフラットが建ち並んでいる。労働党の活動家で投資銀行家でもあるマット・リズモア氏は、建物の安全性や品質、欠陥設備などについて調査と修繕をするよう地元議会に何度も訴えたものの、「議会はまったく調査しようとしない」とX(旧ツイッター)専用のアカウント「Hate Newbuild」で訴えた。
同アカウント上では他にも様々な「欠陥住宅」情報がシェアされており、各家の裏庭が木製フェンスで不均等に分割されている写真や、インターネットや電話用の通信ボックスが駐車スペースの真ん前に設置されている写真、外壁に取り付けられた窓飾りが崩落している写真などが投稿されている。 By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)