■ロンドン交通局(TfL)は、21日にロンドン地下鉄内で親パレスチナのチャントを先導した地下鉄運転手を停職処分にしたと発表した。BBC(電子版)が報じた。

これは先週土曜日(21日)、約10万人が集結したと言われる親パレスチナデモ行進の後の出来事とされる。SNSに投稿された映像には地下鉄内スピーカーから「フリー、フリー(Free, Free)」というチャント(シュプレヒコール)が聞こえ、それに対して乗客が「パレスタイン」と答える様子が映っている。
TfLは現在運転手が停職処分となっていると発表した。ポール・スカリーロンドン担当大臣は「地下鉄職員は本業に集中すべき」と述べ緊張を煽らないよう警告した。駐英イスラエル大使館は「ロンドンの地下鉄でこのような行為を目にするのは由々しき状況だ」と話した。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
車内の様子を映した動画はこちら。
https://www.youtube.com/shorts/yULqKuHCumc