■思春期を迎えるのが早すぎる少女が急増し、なかには4歳の女児までいるという。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
「全国児童測定プログラム」がNHSと共同で実施した調査によれば、「思春期早発症」で病院を受診した女児数は、昨年の1510人から2032人へと35%も増加。そのうち79人は、なんと5歳の誕生日を迎えていなかったという。
専門家らは、肥満と思春期の早期開始の間には「明確な関連性」があるとして、肥満を原因とする可能性を示唆。女児の思春期早発症とは、思春期を迎える8~13歳(平均年齢11歳)よりも早い、8歳以前でその兆候が見られることで、通常は乳房の発達や初潮、脇や陰部などの発毛のほか、ニキビや体臭の発生などが認められることもある。
専門家は「女児はストレスを感じると、繁殖して種の未来を守るためにも身体が早く生理を迎えようと作用する」と説明。肥満に加えてロックダウン等によるストレスが引き金になっているのではないかと分析している。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)