■スコットランドのウィグタウンシャーにある「ストランレア・アカデミー」のアリシア・リード校長(54)が、18ヵ月の停職期間を終えた後、辞職したことが学校側から発表された。その停職理由は、教育者としてはあるまじきものだった。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
リード校長は2021年10月、コロナ感染者に濃厚接触したために一定期間の自己隔離が必要と主張して欠勤。ところが、グラスゴー空港でトルコ行きの航空機へ乗ろうとしているリード校長を生徒が目撃し、その証拠写真を撮影。同生徒が写真をSNSなどで共有したことにより、事態が発覚した。
退職したリード校長の仕事は、ジェイミー・ファーカー校長代理が引き継いだものの、彼は現職との兼任状態であり、新たな後任者を募集する方向で話が進められているという。
リード校長の年収は9万ポンド。彼女が解雇されたのか、それとも退職金などを受け取っての辞職だったのかは明らかにされていない。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)