ハリー王子の米ビザ申請…薬物使用履歴をどう答えたか、真相を求める声高まる!

■ハリー王子はドラッグ使用歴に関して米国ビザ申請の詳細を公開し、「完全に透明」にするよう強く求められている。デイリーメール紙(電子版)が報じた。

米国移民局は過去にマリファナ、コカイン、マジックマッシュルームなど様々な薬物を使用したことを自伝『Spare』の中で公然と認めたハリー王子(サセックス公爵)がどうやって米国への入国を許可されたのかに関して米大手シンクタンクが提出した情報公開(FoI)請求に4月12日までに回答しなければならない状況に追い込まれている。

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米国の法律では米国に居住し働くためのビザを申請する人は、「あなたは薬物中毒者、あるいは薬物乱用者ですか。または過去にそうだったことがありますか」という質問に「はい」「いいえ」のボックスに印を入れなければならない。自伝『Spare』の中でハリー王子はサイケデリック・ドラッグを使用していたことを認めている。

その中には幻覚作用のあるアマゾン原産のアヤワスカも含まれている。米国の法律では薬物使用を認めると通常は著名料理研究家ナイジェラ・ローソンさんや歌手の故エイミー・ワインハウスさんのように米国への入国を拒否される。2014年、ローソンさんは裁判中にコカインを摂取していたことを認め裁判官に報告したにもかかわらず米国への入国を阻止された。その後、ロンドンのアメリカ大使館で面接を受け、無事にビザが発給された過去がある。ワインハウスさんは薬物の使用を理由に2度、入国を拒否された。当局が公人に関する入国管理書類を公開した歴史がある。


米国市民権・移民局のウェブサイトではジョージ・マイケルさんやジョン・レノンさんなどの移民ファイルも閲覧可能だ。来年に控える米大統領選挙で、移民問題が焦点のひとつにあがると予想されており、共和党は国境管理が甘いとしてジョー・バイデン大統領を攻撃している中、オバマ元大統領やTV司会者オプラ・ウィンフリーさんなど民主党側の大物と親しいハリー王子が「政治ゲームの駒」として利用されることが危惧されている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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