エリザベス女王、長寿の秘訣とは? 祝!即位70年

© Joel Rouse

■1952日2月6日、病状が悪化し崩御した父王ジョージ6世(享年56)のあとを受け、即位したエリザベス2世。やはり長寿の夫君フィリップ殿下が100歳の誕生日を前に亡くなってしまい、即位70年の記念すべき日は、父王が息をひきとったサンドリンガム・ハウスで静かに過ごしたという。ヴィクトリア女王の在位記録を上回った時も、ヴィクトリア女王の命日でもあるとして祝うことには消極的だったのと同様、2月6日は父王の命日でもあり、祝う気持ちにはなれなかったようだ。

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今年の4月21日で96歳となり、タイのプミポン国王が2016年に88歳(在位70年4ヵ月)で亡くなったあと、最高齢君主としての記録も更新中のエリザベス女王。母君、クイーン・マザーは101歳238日で逝去。長寿のDNAをこの母君から受け継いだといえそうだが、妹のマーガレット王女は2002年に71歳で他界。同王女はヘビー・スモーカーで酒豪。55歳で片肺切除、複数回の脳卒中を経験するなど、健康な晩年ではなかった。努力なくして健康的な老後なし、といえそうだ。

数々のメディアが、エリザベス女王の健康維持の秘密を探ろうと特集を組んでいる。女性誌「Woman & Home」(電子版)では、長寿のひけつは、良い睡眠と規則正しい生活にあり、としている。複数の関係者の証言から、日課は次のようなものと推測されている。

◆夜は午後11時ごろ就寝し、8時間半の睡眠をキープ。フィリップ殿下ご存命中も、結婚生活の途中から寝室を別にしていたことは広く知られるところ。部屋数の多い屋敷に住む上流階級では夫婦別寝室は珍しくなく、睡眠の質を最優先する場合には自然な選択と考えられる。なお、同女王は冬場には湯たんぽを愛用していると言われている。

◆朝は午前7時半ごろ起床。アールグレイの紅茶をゆったり飲みながらBBCラジオ4局に耳を傾けつつ、侍女が浴槽に湯をはるのを待つ。

◆出かける前に急いでシャワーを浴びるのは、余裕のない人(労働者階級)のすることだとして避け、入浴を継続。しかし、朝風呂はリラックスするためではなく、1日の仕事を始める前の準備。

◆入浴時、湯の温度は、常にある温度に設定される(木製ケース入りの温度計で計測)。温度については公表されていないが「ぬるめ」。また、湯の深さは7インチ(約18センチ)。節約家でもある女王らしい湯量といえるかも。

◆入浴後、着替えと髪のセット。午前8時半には身支度を終え、階下での朝食に向かう。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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