■キノコ類は古くから健康に良い食品と言われてきたが、米国の専門家が毎日のマッシュルームが癌のリスクを大幅に減らす可能性があると発表した。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
米ペンシルバニア州立がん研究チームは、1966年から2020年までに発表された17種の癌患者に関するデータ分析を行い、キノコ食と病気の相関関係を調査した。そして一日18グラムのキノコを摂取することで病気になるリスクを45%も減少させることを発見した。これまでにもキノコ類は前立せん癌や子宮頸癌と何らかの関連性があるという報告があった。
ジョン・リッチー教授(公衆衛生学・薬理学)は「キノコが癌に関係する仕組みや、癌をより正確に特定するに至るにはまだまだ研究が必要だ」としながらも「18グラムは大まかな見立てであり、より多ければ癌のリスクをより軽減させる可能性がある」と話した。母さん、今夜はキノコ丼だ。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)