子供の言語スキル低下 ロックダウンで深刻な影響

■ 1年間のロックダウンにより、幼い子供たちの言語スキルに著しい悪影響が出ているというデータが揃い始めているという。BBCが報じた。

全国5万人の生徒や学校から集めたデータを分析したところ、言語の助けを必要とする4歳と5歳児が増加していることが分かった。不十分な言語の発達は、今後の学習に長期的な影響を与える可能性があるという。

教育基金財団(EEF)の調査によると、コロナ感染拡大のため家の中に籠りがちとなる中、子供たちがボキャブラリーを増やすために必要な社会的接触の機会が奪われているという。例えば、祖父母との接触がほとんどなくなり、ソーシャル・ディスタンシングが維持されて友達と遊ぶことも厳しく制限され、公共の場ではマスクの着用が義務付けられることで日常の会話や子供らしい経験に触れることが激減しているとされる。

調査に協力した全国58の小学校のうち76%が、2020年に就学した生徒はこれまでよりも多くのコミュニケーション支援が必要だと訴え、さらに96%の学校が生徒の会話力と言語の発達に関して不安があると報告した。

政府は就学前教育のレセプション学年への追加支援を含め、遅れを取り戻すために1800万ポンドの追加投資を決定している。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)