■12月2日より、イングランドの再ロックダウンは一応解除されることが発表され、クリスマスも様々な制約つきながら、親しい者同士がいっしょに祝うことができる道が開かれた。しかし、いつものクリスマスとは大幅に異なることはいうまでもない。エリザベス女王(94)も例外ではなく、今年のクリスマスは恒例のサンドリンガム宮殿での休暇を楽しむことができない可能性が指摘されている。「デイリー・メール」紙が伝えた。
20日に結婚73周年を迎え、ウィンザー城でエリザベス女王がフィリップ殿下(99)とともに、ひ孫のジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が作ってくれたというお祝いのカードを眺める写真が公開され、ふたりが仲睦まじく、無事に隔離生活を送っていることが示されたばかり。
過去33年、クリスマス休暇はイングランド東部ノーフォークにあるサンドリンガム宮殿で過ごすことが恒例となっている同女王ながら、今年はその実現が難しいといわれている。
約20人の使用人について、サンドリンガム宮殿でのクリスマス業務前に、14日間、家族と離れて自己隔離を行うことが求められており、それに難色を示すスタッフが続出しているためと報じられている。英王室では「まだ最終判断はくだされていない」としながらも、エリザベス女王夫妻がウィンザー城でクリスマス休暇を過ごすことを余儀なくされる確率は高いと見られている。女王様より、自分の家族のほうが大切!?
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)