このまま温暖化が続けば…イタリアやスペインのワイン産地、半分以下に?

地球温暖化にともなう様々な変化について、多くの人が警鐘を鳴らしていることはご承知の通りだろう。このまま平均気温の上昇が続くと、世界の主要ワイン産地の約半分にあたる地域で、ワインを造ることが出来なくなるという。「メトロ」紙が伝えた。

平均気温が今より2℃上昇すると、イタリア、スペイン、オーストラリアなどのワイン産地の総面積は56%失われる可能性があると指摘されている。ただ、その一方で英国やカナダなど、冷涼な気候により従来はワインのブドウ作りに適していなかった地域でのワイン造りが活発になると予見されている。

今回、調査結果を発表した米コロンビア大学のベンジャミン・クック教授らは、ワイン産地で作られるブドウ品種の変更などにより対応していく必要性を唱えている。

英国はワインの輸入大国として知られる。自らの手で美味しいワインを造る日がくることを喜んで良いものか、複雑なところだろう。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)