クック船長じゃなかった⁉ オーストラリアへの初上陸はポルトガル人!

■英海洋冒険家ジェームズ・クックが1769年、南太平洋探検中にオーストラリア大陸を発見してから今年で250年。しかし、実はクックが発見する前に、ポルトガルの船員が同地に上陸していた可能性があるという。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。

「オーストラリアに初めて上陸した西洋人」=「ジェームズ・クック」という史実が覆されそうになっているのは、昨年オーストラリア北部沖のウェッセル諸島(Wessels Islands)の海岸で、アフリカの銅貨が発見されたことが発端。この銅貨はインド洋に浮かぶ東アフリカのキルワ島(現タンザニア)で、約1000年前に製造されたものと考えられている。 銅貨がどのようにしてウェッセル諸島に持ち込まれたかは明らかになっていないが、研究者らは1505年にポルトガル人がキルワ島を襲撃した点に注目。その後、ポルトガル船は東南アジアに到達し、1515年頃まで彼らは東ティモールに停泊していた記録があるという。そのため、キルワ銅貨を持った船員がオーストラリアに上陸していた可能性を指摘している。 もしこれが証明されれば、クックがオーストラリアを発見する250年以上前に、ポルトガル人が同大陸を発見し、上陸していたことになる。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)