手術跡を隠さないドレスを披露…ユージェニー王女が挙式

■ エリザベス女王の次男アンドリュー王子(ヨーク公爵)と1996年に離婚したセーラ・ファーガソンさんの次女、ユージェニー王女(28)が12日、ウィンザー城内のセント・ジョージ礼拝堂で実業家のジャック・ブルックスバンクさん(32)と結婚式を挙げた。BBCなど英各メディアが報じた。

 「記念すべき日」に、どのようなドレスに身を包むか――。花嫁にとって重要な決断のひとつである、ウェディングドレス選び。ユージェニー王女が選んだのは、12歳のときに受けた脊柱側弯(そくわん)症の手術跡をあえて見せるドレスだった。
 脊柱側弯症は脊柱が片側へ弯曲する病気で、症状の多くは10代前半に出はじめるが、原因は不明とされている。自分を助けてくれた人々に敬意を示し、脊柱側弯症を患っている若者に勇気を与えたいという王女の願いから、英ファッションデザイナー、ピーター・ピロットとクリストファー・ドゥ・ボスが、背中が大胆に開いたウェディングドレスを制作。背骨に沿って残る手術跡をはっきり見せるためにヴェールは身につけず、頭上にはエリザベス女王から借りた「グレヴィル・エメラルド・ココシュニック・ティアラ」(1919年製)だけを飾った。
 ユージェニー王女とブルックスバンクさんは礼拝堂での挙式後、昼食会が開かれるウィンザー城内のセント・ジョージ・ホールまで馬車に乗ってパレード。夕方には、ウィンザーにあるヨーク公爵家の邸宅で開かれる晩餐会に出席するため、映画「007 スペクター」(2015年公開)の撮影に使われたボンドカー「アストンマーチン・シルバーDB1」に乗車して城を後にした。
結婚式にはエリザベス女王夫妻、チャールズ皇太子、ウィリアム王子夫妻、ハリー王子夫妻などの王室メンバーのほか、米女優デミ・ムーア、英歌手ロビー・ウィリアムズら850人が出席。しかしチャールズ皇太子の妻カミラ夫人は、スコットランドでの公務のために欠席した。ウィリアム王子夫妻の長男ジョージ王子(5)とシャーロット王女(3)は、今回もそれぞれページボーイとブライドメイドを務めた。
 ブルックスバンクさんは、王室の若手メンバーやセレブも通うメイフェアの高級クラブ「マヒキ(Mahiki)」のマネージャー。2人はスイスでのスキー旅行中に出会い、以来数年間、愛を育んでいた。

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by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)