18歳未満の子ども…エナジードリンク、販売禁止へ!

英国では肥満人口を削減しながら税収を増やす目的で、今年4月に砂糖が多量に使用されたソフトドリンクに対する課税徴収(シュガータックス)が導入された。英政府はさらなる肥満防止対策として、「レッドブル」「モンスター」といったエナジードリンクの販売を18歳以上にする計画を進めている。
エナジードリンクには多量の砂糖とカフェインが含まれており、過度の摂取は肥満、虫歯はもちろん、頭痛、睡眠障害の原因となるなど、子どもの健康への悪影響が問題視されてきた。年齢規制を設けるのは、1リットルあたり150mg以上のカフェインが含まれる飲料。コカコーラ330ml缶に含まれるカフェインは32 mg、ダイエット・コーラは42 mgであるのに対し、一般的にエナジードリンク250ml缶には約80 mgもカフェインが含まれているという。大手スーパーマーケットは、すでに自主的に16歳未満への販売を控えている。
英公衆衛生庁のダンカン・セルビー氏は、「子どもたちにエナジードリンクは必要ありません。エナジードリンクの販売を制限することは、小児肥満率の上昇の流れを変えるために必要なステップのひとつ」とコメント。これは2030年までに子どもの肥満を半減させる政府の「小児肥満計画」の一環で、国民調査は今後12週間ほど続く予定。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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