ユージェニー王女、結婚へ【続報】婚約者と愛犬の名前は同じ!?

■バッキンガム宮殿は22日、アンドリュー王子とセーラ・ファーガソンさんの次女、ユージェニー王女（Princess Eugenie of York）が婚約したと発表した。ＢＢＣなど英各メディアが報じた。

　ハリー王子の婚約、キャサリン妃とザラさん（アン王女の長女）のご懐妊と、慶事続きの英王室に、もうひとつおめでたいニュースが飛び込んできた。エリザベス女王の次男、ヨーク公アンドリュー王子と１９９６年に離婚したセーラ・ファーガソンさんの次女、ユージェニー王女（27）が婚約した。お相手は、王室の若手メンバーやセレブも通うというメイフェアの高級クラブ「マヒキ（Mahiki）」のマネジャー、ジャック・ブルックスバンク氏（31）。挙式は今秋の予定で、式場は５月に挙式するハリー王子と同じウィンザー城敷地内にあるセント・ジョージズ・チャペルとされる。
　ふたりはスキー旅行中に出会い、以来数年間、愛を育んできたという。バッキンガム宮殿の広報担当者は「ユージェニー王女の祖母、祖父にあたるエリザベス女王とフィリップ殿下は大変お悦びでおふたりの前途を祝われている」と発表した。
　バッキンガム宮殿は宮殿内絵画ギャラリーで撮影された婚約記念写真を公開。王女は花柄が鮮やかなアーデム（Erdem）のドレスに身を包み、ダイヤモンドに囲まれたオーバル型のパパラチャ・サファイア（Padparadscha Sapphire＝ピンクがかったオレンジ色の希少サファイア）をあしらった婚約指輪を身に着けたエレガントな姿を披露した＝写真。王女の王位継承順位は現在８番目。結婚後も称号は維持する予定だが、ブルックスバンク姓を名乗る選択肢もあるという。
　王女は現在アートギャラリーの代表者のひとり。世界中のアーティストと一緒に特別展を催したり雑誌のイベントを企画したりするなど、多忙な日々を送っている。王女は幼少の頃、脊柱側弯症に苦しみ、12歳の時に整形外科手術を受けた経験がある。そのため「ティーンエージ・キャンサートラスト」や「整骨治療スクール」等のチャリティ団体のパトロンを務めている。ジャックという名の雄犬を飼っており、「婚約者と犬の名前が一緒になったのは全くの偶然」と笑う。
　ブルックスバンク氏の両親は「とても幸せ（completely over the moon）です」とコメントを発表した。一方、母親のセーラ・ファーガソンさんはツイートで「笑いと愛に溢れた２人」と表現。「私たちはジャックのことが大好き。彼が息子になってくれるのがとても楽しみ」と、婚約を手放しで喜んでいる。

by 週刊ジャーニー（Japan Journals Ltd, London）