女王陛下のクリスマス…クイーンはその日、何食べる?

■ クリスマスと言えば一年の中でもちょっと多めの出費や暴飲暴食が何となく大目に見てもらえる日。イブとクリスマスの2日間を毎年イングランド東部ノーフォークのサンドリンガム・ハウス(Sandringham House)で祝う王室メンバーだが、この日ばかりは贅の限りを尽くしたお食事を…そんな想像をしがちだが、食事は意外と質素だという。メトロ紙(電子版)が伝えた。

 王室メンバーがクリスマスをどのように過ごすかを暴露したのは元王室専属シェフのダレン・マグラディ氏。「グッドハウスキーピング」誌のインタビューに答えた。
 マグラディ氏曰く、クイーンは贅沢を好まず室内の装飾や食事は極めて質素だという。ダイニングルームには大きなクリスマスツリーと、30年も使っている古い人工の銀のツリーが置かれているのみ。また、ドイツの血を引く現王室らしく、クリスマスを祝う際にドイツの伝統的習慣の一部を採用。クリスマスイブの日、アフタヌーンティーが終わるとクリスマス・プレゼントを一斉に開ける習わしがそれだという。
 クリスマス当日。シリアルなど軽めの朝食をとって教会へ。教会から戻ると昼食が用意されている。エビやロブスターの入ったサラダ、ローストターキー、そしてその横にパースニップやにんじん、芽キャベツなどの伝統的な副菜が並ぶ。デザートはブランデーバターをたっぷり添えたクリスマス・プディング。クイーンはこのメニューに大変なこだわりを持ち、毎年同じメニューが提供されるという。
 食事が終わると皆でテレビを囲み、クイーンのクリスマス・スピーチを鑑賞する(ちょっと変な空気になるという)。
 夜を待たずしてクリスマスのディナーがサーブされ始めるが、それは最大20種類のビュッフェ形式となっている。そして食後、女王は大好きなアフターエイト(ミント入りのチョコ)に手を伸ばすという。
 さてさて、これって本当に質素なの?

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)