ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
ショーディッチのおすすめカフェ/Barber & Parlour
ショーディッチ・エリアの中でも特にセレクト・ショップやブランドが集まるレッドチャーチ・ストリート。その一角にある「Barber & Parlour(バーバー&パーラー)」は2014年末にオープンし、もともと倉庫だった建物にカフェ、理容室、ビューティサロン、映画館を同居させたユニークなスペースです。
上の写真は「バーバー&パーラー」のグランドフロア。テーブル席のほかに、窓際にはソファー席があり、リラックスした雰囲気。パソコンを持ち込んでいる人もいれば、女性同士でおしゃべりに興じている人もいます。もちろん食事をする人も。 この店を運営するのは、会員制クラブ「Soho House」。1995年にロンドンのソーホーでクリエイティブ業界の人々を中心とした会員制クラブとしてスタートし、その後、ショーディッチやニューヨーク、ベルリンなどでも同様のクラブを手がけるほどに成長(あまりにあちこちにできたせいで「特別感が損なわれた」との声も一部ではあがっているようです)。ソーホーハウスは他にも、レストランやバーなどを展開していて、一般の人も訪れる場所が多数あります。このバーバー&パーラーもそのひとつ。
カフェとしてはもちろん、食事も可能です。右の写真は、クランベリー、ストロベリー、ブルーベリー、チア・シードをミックスさせたベリースムージー(6ポンド)。
「バーバー&パーラー」の名前から想像できるように、カフェの奥には男性用の理髪店「Neville Barber」があり、ロンドン男子のグルーミング文化を垣間見ることも。上の階には女性用のビューティー・サロン「Cheeky Parlour」、地下には映画館「Electric Cinema Shoreditch」も併設されています。
ちなみに、バーバー&パーラーの位置するレッドチャーチ・ストリートには、最近に東京・千駄ヶ谷に、ロンドン以外の場所で初となる路面店をオープンして話題の雑貨店「Labour and Wait」、2016年に東京・表参道に支店(こちらもロンドン以外初)を構えたデリカフェ「Franze & Evans」本店などが並んでいます。あわせて覗いてみては?(編集部C)