ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
クイズ好きにおすすめ! 長寿番組「University Challenge」
こんにちは、編集部チャッキーです。「Supershoppers」「Humans」に続き、またまた英国のテレビ番組をご紹介したいと思います。今回は、大学対抗クイズ番組「University Challenge」。毎回2組の大学生のクイズ研究会(と思われる)グループが登場し、決勝進出を目指して問題に挑戦します。エンターテインメント番組に比べて地味な印象を持つ人も多いと思いますが、その通り、制作費も大してかかっていなさそうな地味な番組です。でも、英国では国民に愛される(?)長寿番組なんですよ。
写真左が司会のジェレミー・パックスマン。右が番組の様子です(写真:bbc.co.uk)。 1962年に始まり、途中で数年間のブランクがあるものの、現在も放送が続いています。個性的な学生が登場すると、SNSを中心に話題になることもあるほど。
少し話をそれますが、この番組は、ジェームズ・マカヴォイ主演の映画「Starter for 10」(2006)でも描かれているんです。子供の頃から「University Challenge」を見てきた主人公(ジェームズ・マカヴォイ)が大学に進学し、この番組に挑戦するという青春もの。脇役で出演するベネディクト・カンバーバッチのオタクぶりがかなりのはまり役で、脇役とはいえ、ジェームズ・マカヴォイと同じぐらいかそれ以上に強い印象を与えてくれます。
映画のトレーラーはこちら↓
※カンバーバッチ・ファンのために一言添えておくと、1分46秒くらいに彼が登場します。衝撃的で笑える登場の仕方なのでぜひチェックしてみてください。
話を「University Challenge」に戻します。私がはじめて見たのは数年前。司会者のジェレミー・パックスマンがあまりにテンポよく出題するので、彼の「Correct(正解)!」という言葉以外はまったく英語が理解できませんでした。その後何回か見ていくうちに英語を少しずつ拾えるようになり、そしてようやく答えがすらっと出てくるように! ……というのは妄想ですが、いまだに質問の英語を拾うのでいっぱいいっぱい。どうにか質問の意味がわかったとしても答えがさっぱり…といった具合です。なので、来年の抱負は、30分間の番組中、最低1問でも答えられるようになることかなーと考えているところです。
放送は毎週月曜夜8時。BBC2にて。皆さんもお試しを。それではまた!(チャッキー)