ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
「グリーン・ティー+きゅうり=?」試してみた。
会社の昼休み、散歩がてら近くのホランド&バラットを覗いてみました。店内をブラブラしていると、英国ですっかりお馴染みになった、グリーン・ティーが複数のブランドからシリーズになってずらり。
中でも、緑地にハーブ系の絵柄と蝶が描かれている「さわやか系」のパッケージは、英国のハーバル・ティーの老舗、ヒース&ヘザーの商品群。グリーンティ+ジンジャーやグリーンティー+マヌカ・ハニーの体によさそうな響きのものから、グリーンティ+オレンジ・ブラッサムやグリーンティ+ココナツなどの変り種も。
話の種に今回は、グリーンティ+トゥルシー(インド発祥のバジル:英語名/ホーリー・バジル、日本名/カミメボウキ)とグリーンティ+キューカンバー(きゅうりの葉と花の方だと思います)を購入してみました。
帰社して、さっそく両方を飲み比べしてみると…、トゥルシーの方は、色も少し濃い目にでて、香りも薬草系。一方、キューカンバーの方は、色も香りも、グリーンティーにやや負けている感ありです。キューカンバーが、普通の「お茶」を飲んでいるような飲みやすさで、トゥルシーは、昔おばあちゃんが煎じて飲んでいた薬草みたい…身体によさそうな印象です。
ついでに、両者の効能を調べてみました。
トゥルシーは、ヒンドゥー教では医療用、食用、宗教用と多種多様に使われているバジルの一種。免疫力向上や風邪の初期症状(鼻づまりや喉の痛みなど)によく効くそうです。そのうえ、ストレスやトラウマを抱えている現代人の精神状態を緩和してくれる、アタプトゲンという抗酸化効果も含まれているのだとか。やはり、薬草なのですね。
キューカンバーのほうは、一般には世界一栄養素のない野菜と揶揄されているそうですが、なかなかどうして、抗発ガン作用や免疫賦活作用のあるBカロチンやカリウムなどを含んでいるのです。また、体を冷やす作用があるので、暑い夏や熱っぽいときに効果を発揮するのだとか。
何はともあれ、両者とも体にいいということですね。健康維持のためにも、楽しんで飲むことにします。(編集部 テンテン)