ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
猫に占拠された(!?)、話題の駅に行ってきた。
ノーザン・ラインのクラッパム・コモン駅に現れて話題を呼んでいるのは、猫、猫、猫……そして猫(の写真)!
通路にも、エスカレーターの脇にも現れ、インパクト大! 改札にいる猫ちゃんたちは、開いては閉じるたびにちらっちらっと現れ、かわいい。
「Citizens Advertising Takeover Service(CATS)」と名づけられたこのプロジェクトでは、クラッパム・コモン駅の68の広告が9月12日から2週間、猫の写真に様代わり! といっても、ペットフード会社やペットショップの広告ではありません。仕掛け人は、創造性を有効活用することをモットーに掲げて始動したクリエイティブ集団「Glimpse」。ものの見方を変えたり、世の中を良い方向に変えたりするヒントを与えたいという意図で、普段は広告であふれかえるこの場所を“乗っ取り”、かわいい猫の写真を展示したのだそう。彼らにとってこれが最初のプロジェクトで、クラウドファンディング・サービス「キックスターター」で資金を募り、683人からの賛同を得て集まったのは23,131ポンド(1ポンド135円で換算すると、312万円)。
撮影されたほとんどの猫は、捨て猫を保護するチャリティー団体「Cat Protection」の猫たち。同団体では、年間20万匹もの猫に救いの手を差し伸べているとのこと。
エスカレーターの脇に次から次に現れる猫たちがかわいく、何度も往復してしまった、、、、。
写真が展示されるのは、9月25日まで。次なる“乗っ取り”計画も上がっているらしく、今後も楽しませてくれそう。(編集部C)