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ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

ヴィクトリア朝時代から残る霊園、「アブニー・パーク」を散策

産業革命による爆発的な人口増加を経験したヴィクトリア朝時代のロンドン。人口増加に合わせて、墓地の必要性も叫ばれ、1832年から10年のうちに、「Magnificent Seven」と呼ばれる7つの広大な霊園が誕生し、それらは今もロンドンの街に残ります。そのうちのひとつ、ストーク・ニューイントンのアブニー・パーク(Abney Park)に、散策に出かけてきました。 photo0831 01

ストーク・ニューイント駅から徒歩3分。車通りが多く、にぎやかなストーク・ニューイントン・ロード沿いに入り口があるのですが、中に入ると急に静寂に包まれます。自然に囲まれて、ボーっと考え事をする人や読書をする人、ゆっくりと散策するカップルの姿が時折見られます。

photo0831 02ロンドンで広く知られるハイゲート・セメトリーやケンサル・グリーン・セメトリーよりも、緑が生い茂っていて、静か。ときに森林に迷い込んだような感覚に陥ります。

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木々の成長に伴い、墓石は無秩序にデコボコ。ウェブサイトでは20万人以上が眠るとされていますが、その数も納得できるほどの墓石が並んでいます。

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墓石には、故人を悼むメッセージや、さまざまなシンボル、像が施されてて、それぞれに個性があります。
左は、英国で賛美歌の父と呼ばれる、アイザック・ウォッツの墓です。
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アブニー・パークでは、古くからの残る木の保護活動も行われています。

photo0831 09まるで血管のように枝を伸ばす木。自然の生命力にハッとさせられます。
写真からもわかるように、広い霊園内は人影が少ないところが多々あります。散策の際は友人やご家族と一緒に訪れた方が良さそう。夏の暑さが落ち着き、散策にぴったりのこれからの季節、ゆったりと歩いてみては? (編集部C)
Abney Park
Stoke Newington High Street, London N16 0LH