ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
運河沿いを散策! リージェンツ・カナル:エンジェル編
ロンドンの中心部から少し北を東西に流れるリージェンツ・カナル(Canal 運河)。産業革命期に活躍したこの運河は、現在、ロンドン西部のパディントン(リトル・ベニス)から、東部のライムハウスまで続いていて、一部を除いて、運河沿いを散策することが可能です。
日が長い今の季節を楽しまなければ! と思い立ち、仕事後、散策に出かけてみることにしました。向かったのは、エンジェル駅。
駅から徒歩5分の場所(Colebrooke Row)に散策コースへの入り口があります。ここを下っていくと、景色が一変し、穏やかな運河が現れます。都会の喧騒を離れるとはまさにこういうこと。車や人でごった返すオックスフォード・ストリート(編集部はこの近くにあります)を30分前まで歩いていたことが信じられないほどの静寂が広がっています。
英国の運河のあちこちで見られるナロウボート(Narrowboat)が停泊しています。狭い運河に合わせてデザインされた細長い船ですが、内装を整えて、住居として、あるいは本屋さん、バーとしても利用されています。
数多くのナロウボートで植物が育てられていて、生活感や持ち主の個性も感じられます。
ソーラーパネルを設置しているボートも。
上の写真は、運河沿いに立っていた標識。なにやら記号が並んでいます。意味はよくわかりませんが、わかる人にはわかるのでしょう…。
もちろんパブもあり! 写真は、the Narrow Boat(http://thenarrowboatpub.com)。水面のそばに立ち、鴨が残した水跡を間近に眺めながら、あるいは上の階から運河を見下ろしながら、ビールを堪能できます。天気の良い日にもってこいですね!
腰を下ろして語らう人の姿も見られます。
カムデン・ロックなどでこの光景を見たことがある方も多いのではないでしょうか。ロック(閘門こうもん)=写真=によって、水位の異なる運河が調整され、船の往来を可能にします。
運河沿いを歩いていると、季節の草木のほかにも、年代の異なる建物やグラフィティに目に入ってきます。これらを観察するのも楽しみのひとつです。
エンジェル駅近くのColebrooke Rowからは、ハガーストン駅近く、オリンピック・パークなどを通り、ライムハウスにたどりつきます。運河散策というと西のリトル・ヴェニスが有名ですが、今回のエリアは、ロンドン東部に住む人や、イースト・ロンドンに出かける場合におすすめ。ちょっと遠回りして、散策してみては?
編集部 C