
ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート
路地裏アート Part3: リヴィングトン・ストリート
グラフィティー(落書きアート)が各所に点在し、にぎやかに彩られるイースト・ロンドン。描かれたものを見ながらぶらりと歩くのはイースト・ロンドンの楽しみ方のひとつです。見所となるストリートはたくさんありますが、そのうちのひとつRivington Streetをご紹介します。

最も有名なのが、覆面アーティスト・バンクシー(Banksy)のこの作品。「Cargo Club」の中庭に描かれています。警察とプードル。警察犬(プードル)を引き連れて、グラフィティ・エリアを警護する様子は、バンクシーの反体制的な皮肉?

ロンドンのあちこちで見かけるこの棒人間は、スティック(Stik)の作品。シンプルな絵ですが、人間味のようなものも感じられます。

写真右のカラフルな頭が並ぶ作品は、フランス出身のティエリ・ノアール(Thierry Noir)によるもの。ベルリンの壁に描かれたり、ロックバンド「U2」のCDのカバーで使われたりするなど、世界的に知られた存在です。
その横に黒いシミのようなものが見えますが、こちらは女性の足…!? 左上の方で、人がよじ登っている姿も描かれています。頑張れ~もう少し!(作者が誰なのか調べてみましたが、わからず…)

ロンドンの女性アーティスト、バンビ(Bambi)のDon't Shoot。少年の足元には、サッカーボール! ではなく骸骨がありました…。

ブラジル出身のCranioの作品。
Rivington Streetは、週末になるとストリート・アートのウォーキング・ツアーと思しき団体も見られ、人気のアート・スポット。ほかにもたくさんあるので、ゆっくりと散策してみては?
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編集部 C