ぶらりんぐロンドン

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2018年新作も展示、 ロンドンの草間彌生展レポート

国内外で高い人気を誇る現代芸術家、草間彌生氏のエキシビション「Yayoi Kusama: The Moving Moment When I Went to the Universe」が、2018年10月3日~12月21日の日程で開催中。人気のミラールームのほか、かぼちゃの彫刻、ペインティングが展示されています。

まずは、ギャラリー1(ファーストフロア)にあるミラールーム「Infinity Mirrored Room - My Heart is Dancing into the Universe」。

提灯あるいはミラーボールを思わせる水玉柄のボールがいくつもぶら下がり、そこから発せられる光が鏡に映って幻想的な雰囲気! 無数の光がピンク、黄色、ブルーへと色が変わる様子は、静寂の中に「動」的な要素が加わり、魅惑的でもあります。

こちらはグランドフロアにあるかぼちゃの彫刻と、かぼちゃのペインティング。草間氏は幼い頃から、幻覚や幻聴などの症状に襲われており、それから逃れるために絵を描いたといわれます。そうやって描かれた作品をじっと見ていると、ドットとドットの隙間に吸い込まれてしまいそうな感覚に陥るのは私だけでしょうか。。。

ドットの世界を抜け、テラスに向かうと今度は水玉花の彫刻。それぞれの隅に彼女サインも発見。

続くギャラリー2には、2014年から今年にかけて描かれたペインティング25点が展示されています。それぞれ194x194センチという大きさのキャンバスからは、まもなく90歳を迎える草間氏の創造力、エネルギーが伝わってきて、ただただ感動!

右下のブルーの作品が今回の展覧会のタイトルとなった「The Moving Moment When I Went to the Universe」(2017)。これまで草間氏が描く人物をあまり見たことがなかったので、個人的には上の真ん中の「Garden of Women in Blooming Youth」(2018) が印象に残りました。ほかにも顔がいくつか登場するので行かれた方はぜひじっくり見てみてください。とってもかわいいです。

長蛇の列がギャラリーの外まで続いた2016年の展覧会の経験からか、今回はチケット制となっていて、チケットは既に完売。ですが、サイト上には「追加チケットが出た場合はインスタやツイッター、フェイスブックで情報をアップデートする」と書かれているので、予約できなかった人は頻繁にチェックしてみるのもありだと思います。(編集部C)

Yayoi Kusama: The Moving Moment When I Went to the Universe
2018年10月3日~12月21日
Victoria Miro, 16 Wharf Road, London N1 7RW
入場無料(チケット完売)
※情報は2018年10月24日現在