ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

カーディフ郊外にある廃墟、ケルフィリー城

ウェールズの首都カーディフからバスで北上すること約40分、ケルフィリー(Caerphilly)という小さな町へ行ってきました。

お目当ては、この町の中心に残る廃墟となったケルフィリー城。カーディフ城前から出発するローカルバス(25番)に乗り、ケルフィリーの「Natwet Bank」というバス停で下車。バスは往復チケットを購入すれば5.40ポンド、30分ごとに発着しています。

ケルフィリー城は現在、廃墟となっていますが、かつてはウェールズ最大の城塞でした。二重の高い塀と大規模な水濠に囲まれています。

堅牢な石造りの橋を渡り、城へと入ります。

ケルフィリー城は13世紀に築城。イングランドとウェールズの戦いに巻き込まれ、一度は焼失しながらも、度重なる攻撃を耐え抜きました。しかし、17世紀に起きたピューリタン(清教徒)革命の際に、革命軍は城を爆破。以後、廃墟となっていたケルフィリー城を初代ビュート侯爵が購入しました。やがて「廃墟」ブームが到来し、観光客が押し寄せるようになると、侯爵家はケルフィリー城を「観光地」化しようと計画。第3~4代ビュート侯により、「廃墟として美しく見える」ように城の一部が再建されました。向かって左手の塔がえぐれて傾いているのは、爆破当時のままに残してあるためだそうです。

廃墟であるため、城内には何も残っていません。

中世時代のグレートホールだけが再現されていました。

どこまでも続く、長く高い城壁。

最初の写真とは別の角度で見たケルフィリー城。

この城は2005~12年にかけて放映されていた、BBCドラマ「Merlin」のロケ地としても有名(大好きでした!)。城好き、廃墟好きの人にはおすすめです。(編集部 K)

ケルフィリー城
Caerphilly Castle, CF83 1JD

※情報は2018年4月30日現在