野田秀樹新作舞台 NODA•MAP「正三角関係」世界配信決定
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ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

ティールームの老舗「ベティーズ」のショートブレッド

イングランド北部ヨークシャーにある老舗のティールーム「べティーズ(Bettys)」。1919年に創業され、英国内でも高い人気を誇るティールームです。今回ヨークシャー土産として編集部スタッフHIさんが買ってきてくれたのが、ベティーズで作られるこのショートブレッド。

さくさくとした食感と程よいバター感がとっても美味しく、パッケージのイラストも素朴でかわいい!

ベティーズの歴史を紐解いてみると、ひとりのスイス人男性によって始まります。その名はフレデリック・ベルモン(Frederick Belmont)さん。身寄りのなかったベルモンさんは1907年、お菓子職人としての成功を夢見てスイスから英国へとわたってきます。イングランド南海岸の方で働きたいと思い列車に乗ったようなのですが、どういうわけか乗る列車を間違え、たどり着いたのがウェスト・ヨークシャーの町ブラッドフォード。この町に降り立ったのも何かの縁だったのでしょう。運よくスイス人菓子職人の下で仕事を見つけます。これをきっかけにヨークシャーの町を転々として、1919年、ノース・ヨークシャーのハロゲイトに最初のティールーム「Bettys Cafe」をオープンしました。ベルモンさんの夢は見事叶い、まもなく100年を迎える今も変わらず家族経営が続いているのだそうです。1962年には英国の人気紅茶ブランド「ヨークシャー・ティー(Yorkshire Tea/旧Taylor's)」を傘下におさめ、「Bettys & Taylors Group」の名で運営中です。

ヨークシャーのハロゲイトやヨークなどにカフェ・レストランが6店舗あり、アフタヌーン・ティーのほか、伝統的英国料理を提供しています。ヨークシャーを訪れたら足を運んでみるのもおすすめ。スイーツやお茶のお取り寄せも可能です。(編集部N)

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