ぶらりんぐロンドン

ジャーニー編集部がロンドンの街をぶらりとレポート

廃墟とコーヒー色の滝!ボルトン修道院

どこまでも続く緑の丘陵地帯と、昔ながらの石垣の合間に羊が点在する、牧歌的な英国の風景を満喫できるヨークシャー・デールズ国立公園。広大なこの国立公園の南端に位置する半廃墟ボルトン・アビー(Bolton Abbey)と、秋色に染まった周辺のハイキング・コースを楽しんできました。

場所はリーズ中心部から車で約1時間。リーズから最も気軽に行けるヨークシャー・デールズの目的地として人気です。

北から3ヵ所ある駐車場の一番南端部分にある「Bolton Abbey Car Park」に車を停め、ワーフ川(River Wharfe)に沿って北上し、ボルトン・アビー見学に向かいます。歩き始めの目印はここ「The Hole in the wall」=写真上。

「The Hole in the wall」を抜けると、すぐにワーフ川が広がり、左手にボルトン・アビーが見えてきます。川沿いを散策しながら向かいます。

ワーフ川の特徴は何と行っても透明な茶色の水。この色の正体はピート(peat)。ピートとは泥炭(炭化のあまりすすんでいない石炭)のことで、原野や湿地に多く生息するシダや水草などが赤く枯れ、堆積して形成されることから草炭とも呼ばれます。

確かに周囲には赤茶色で覆われている丘や湿地が見えました。

ボルトン・アビーは12世紀に建てられた修道院の半廃墟。建物の修道院の部分は廃墟化していますが、教会部分はThe Priory Churchとして現役です。

ボルトン・アビーを見学した後は、北から2番目にある駐車場とカフェ「Cavendish Pavilion」に移動し、アイスコーヒー色の滝が見られる「Valley of desolation」へ向け、この橋からハイキングに出発! 「Valley of desolation(荒廃の谷)」と名づけられた渓谷にある滝までは子供の足でも徒歩約45分。羊が草を食む牧草地を横切り、渓谷へと足を踏み入れます。

川をさかのぼり始め数分もすると、滝の音が聞こえてきました。

本当にアイスコーヒーのような色の水と、苔むす石との対比も美しい。

そしてこの見事な滝が現れました! 紅葉と相まって、一幅の絵画のよう。

最後は3ヵ所ある駐車場の北端にある駐車場「Strid Wood」へ移動し、丘からの眺めを楽しんで帰路に着きました。(編集部 H)

3ヵ所の駐車場を1日10ポンドで利用可能。歩く距離を抑えたい場合は駐車場を移動しつつ要所要所の観光が楽しめます。
※情報は2017年11月4日現在

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