頭をフル回転!

リアル脱出ゲーム「TIME RUN」

 

■ある設定やストーリーをベースに、様々なコンセプトの部屋に閉じ込められた参加者が、部屋の中で探し出したアイテムやヒントを用いて謎を解き、時間内に部屋からの脱出を目指す「脱出ゲーム」。10年ほど前にPCゲームとして流行したが、最近は実体験できる「リアル(現実)版」が大人向けの新感覚の遊びとして世界的に注目を集めているという。そんな中、ロンドンにもリアル脱出ゲームを体験できる施設がいくつかあると聞き、一番人気という「TIME RUN」に、編集部の3人で参加してみることにした。

 


タイムトラベル研究者のルナ・フォックスの助手という設定のオーブリーさん。ゲームの内容や注意事項を説明してくれる。わからないことがあったら、最初に徹底的に聞いておこう
ロンドン東部のロンドン・フィールズ駅から徒歩5分。倉庫のような建物が並ぶ一角に、「TIME RUN」のロゴである砂時計が描かれた会場入口がある。インターホンを鳴らすと、物々しい扉が開き、案内人のオーブリーさんが現れた。中に案内され、荷物やコートなどを預ける。携帯電話やカメラなどはゲーム参加中は使えない。
オーブリーさんの説明によると、ルナ・フォックスというヴィクトリア朝時代のタイムトラベル研究者(写真上)からミッションを受けるという設定で、60分以内に複数の密室を脱出して、歴史の中に埋もれてしまった「あるもの」を見つけなければならないという。途中でアドバイスをくれるのは、バベッジという可愛いロボットだ(同下)。3人のうち1人がタイマーを預かり、いざ出発!
第1の部屋は、宇宙船の内部というコンセプト。チームで協力して扉を開ける手がかりを探さなければならない。ネタバレになるので詳しくは書けないが、ある場所に隠されたパスワードをタッチパネルに入力すると、次のパスワードのためのヒントが現れる。

謎解きは、数字を当てはめるもの、道具を使うもの、パズルなど多種多様。とにかく何でも触ってみたり、開けてみたり、試してみるのが良さそうだ。各部屋はすべて違った時代・場所をテーマとしており、まさに「タイムトラベル」気分を味わえる。手がかりが見つからない、ヒントらしきものは見つけたけれどどう使うかわからない…と困ったときには、タイミングよくバベッジからアドバイスをもらえるのはありがたい。謎解き自体は、英国の歴史や文化を知らなくても解けるものだ。バベッジのメッセージを読解するだけの英語力は必要だが、高いレベルでなくても大丈夫なので、ご安心を。
結局、最後の部屋で苦戦し、時間切れになってしまった。もう少しだったのに悔しい! ちなみに、ミッションを達成できるのは参加者の中でも40%だというので、最後の部屋まで行った我々は大健闘では!? 異空間での謎解きは、なかなか斬新で面白い。頭を柔らかくして一風変わったアクティビティを楽しみたいときにはいかが?(文・写真/塚田沙羅)

 

 

 

TIME RUN: An Escape The Room Adventure 
9-15 Helmsley Place, London E8 3SB
http://time-run.com 
※要事前予約
グループ参加(3~5人)、1人£24~、月休