アイスクリーム サンドイッチ

 

 

  

 

■欧米人は、とにかくアイスクリームが大好き。夏はもちろん、冬でも晴れ間がのぞいた日には、アイスクリームやフローズン・ヨーグルトのカップを持って歩く人を目にすることが少なくない。英国も例外ではなく、平均より気温が低めの夏ながら肌寒さをものともせず、「アイスクリーム・サンドイッチ」が人気を集めているという。

 


アイスクリーム・サンドイッチとは、アイスクリームをビスケットなどで挟んだスイーツのこと。これ自体は昔からあるものだが、最近ブームとなっているのは、さらに『オシャレ』に生まれ変わらせたもの。ポイントは、ジェラート(イタリア風のソフトなアイスクリーム)を使う点で、さらにビスケットだけでなく、ブリオッシュやブラウニー、ワッフルで挟むなど、工夫が凝らされている。

 

 
「Milo and Hector's」のアイスクリーム・サンドイッチの移動販売車。
アイスの種類は週によって異なるそう

 


昨年オープンした英国初の移動式アイスクリーム・サンドイッチ専門店「Milo and Hector's」では、5種類のアイスと4種類のビスケットから自由にチョイスできる。おすすめの組み合わせは、チェリーマーブル・アイス+チョコチッ プ・ビスケット、ラム&レーズン・アイス+オートミール・ビスケットとのこと(各4ポンド)。毎週末、モルトビーストリートマーケットに、水色の車で出現 中だ。
また、カムデンにあるアイスクリーム店「Chin Chin Labs」でも、新商品「Brown-wich」を販売している。バニラアイスをチョコ・ブラウニーで挟んだ一品で、液体窒素を使ってその場で急速冷凍し てつくるやわらかな口当たりのアイスと、しっとりした手作りのブラウニーのコンビがやみつきになるのだとか(4.95ポンド)。
さらに、レストランやカフェでも新デザートメニューとして次々登場。なかでも話題を呼んでいるのが、ソーホーにあるレストラン「Spuntino」の 「Peanut butter and jelly sandwich」(6ポンド)。他のものと一線を画しており、見た目は「いかにも」なサンドイッチだが、実はピーナツバター・アイスでラズベリージャム を挟んでいる。これを目当てに、同レストランに足を運ぶ客もいるという。アイスクリーム・サンドイッチの魅力は、自宅でもつくれること。作り方は、①アイスをフードプロセッサーにかけてやわらかくする。②アイスがプレーンの場合は、挟む素材(ビスケットやワッフル、ブリオッシュなど)はチョコチップ入りがおすすめ。アイスを挟んだ後、軽く押さえる。③15分ほど冷凍庫で冷やせば完成!
一度にふたつのスイーツが味わえ、とってもリッチな気分になれる(?)アイスクリーム・サンドイッチ。近い将来、アイスクリーム店で「コーン? カップ? それともサンドイッチ?」な~んて聞かれる日がくる…かも!?
(文/ 本紙編集部 中小原和美)

 

 
左】タフネルパークに現れる、アイスクリーム専門の移動式販売車「Ruby Violet」 の
アイスクリーム・サンドイッチ(5ポンド)、 【中央】「Chin Chin Labs」の「Classic Brown-wich」 、
【右】「Spuntino」の人気デザート「Peanut butter and jelly sandwich」。