英国から日本、日本から英国へ!キットカット・ショコラトリー

材料を選んで自分好みのキットカットを注文できるショップ「キットカット・ショコラトリー」が、ジョンルイスのロンドン旗艦店に期間限定で登場した。お菓子作りは苦手でも、材料を選ぶだけならなんとかなりそう! 早速出かけてきた。

1935年に英国で生まれたチョコレート菓子・キットカット。世界中で愛されるのは、それぞれの国で嗜好に合わせた製品を生産しているからだろう。英国でやっと発売された抹茶味が日本のそれとは全くの別物だったのにはがっかりしたが、食にこだわる日本人向けの開発レベルは群を抜いているのだから仕方がない。既存のものから新しいアイディアを生み出すことが得意な日本では、キットカットにもレギュラー商品に加えて季節限定やご当地商品があり、有名パティシエの監修によるこだわり版「キットカット・ショコラトリー」も展開している。

チョコを選んで詰め合わせる「Best of British」。アールグレイやイートンメスなど英国らしい味のラインアップ。

トッピングの組み合わせを楽しみながらオリジナル商品を作るという日本生まれのアイディアが、キットカットの元祖・英国で取り入れられたのが今回の期間限定ショップだ。英国らしさを打ち出したチョコを詰め合わせる「Best of British」(12ポンド)とオーダーメイド「Create your own」(14ポンド)の2種類の目玉商品のうち、オーダメイドを試すことにした。注文はスペースの一角に設けられたタブレット端末の操作で行う。手順は3段階。
① ベースのチョコレートを選ぶ。
ミルク、ホワイト、ダーク、ルビーの4種類から1つを選ぶ。製造元のネスレのウェブサイトによれば、「ルビーは80年ぶりに開発された新しいチョコレートで、ルビーカカオと呼ばれる、厳選されたカカオ豆から生まれたもの。着色料を一切使わないカカオ由来の鮮やかなピンク色とベリーのようなフルーティな酸味」とのこと。珍しいのでルビーを選択。
② 好きなトッピングを3つ選ぶ。
選択肢は12種類(左下参照)。悩んだ末に、英国っぽいメレンゲ、個人的に好きなキャラメル、そして、「映え」狙いでローズペタルの3つに決定した。
③ パッケージに印刷するメッセージを入力する。
「Thank you」など、既に用意されたものもあるが、個性が光るオリジナル・メッセージを入力することも可能。この後、レジで支払いを済ませれば完了だ。

「Create your own」のトッピングは次の12種類から。マシュマロ、ショートブレッド、チョコレート・ブラウニー、乾燥チェリー、キャラメル、ハニーコーム、乾燥ラズベリー、ポッピング・キャンディ、ココアニブ、バラの花びら(乾燥)、ココナッツ、メレンゲ。色合いや味を想像しながら選ぶのは楽しい!

出来上がりまでは約60分。注文時に登録した連絡先に知らせてくれる仕組みだ。クリスマス準備のことを考えながらジョンルイスの店内をうろついていると60分はあっという間だったが、プリンターの調子が悪かったとのことで受け取りまで85分を要した。ここは英国、待ち時間には少し余裕を見ておいたほうが良さそうだ。完成品は可愛らしいできばえで、大満足。ギフトとしてもきっと相手に喜んでもらえるだろう!(文/名越美千代)

今回オーダーしたチョコレート。キットカットの裏側にトッピングがあるので見た目にキットカットらしさは薄れるものの、可愛い仕上がり。

The KitKat Experience

John Lewis, 300 Oxford Street, London W1C 1DX
2019年12月24日まで
www.johnlewis.com/content/kitkat

週刊ジャーニー No.1110(2019年10月31日)掲載