オープンハウス 2019 攻略法

■ ロンドン各地に点在する歴史的建造物や有名建築、気鋭の建築家が手掛けた個人宅など、およそ800軒が一般公開される「オープンハウス」。今年も9月21、22日に開催される。ウェブサイトに掲載される膨大なリストを前に、どこに行くかお悩み中の方のために、オープンハウスの楽しみ方をご紹介したい。

1.ロンドンが誇る有名建築を訪れる

 オープンハウスでは、事前予約が必要なものや、入場者数に制限がある施設もあるが、当日気軽に訪れることができる建物も多い。ただ、先着順での入場となるので、人気物件を訪れる場合は早い時間に足を運ぼう!
[主な施設]
ロンドン市庁舎(City Hall, SE1 2AA)21、22日※21日はEU関連イベントのため、見どころのひとつ螺旋階段へのアクセスは不可
集合団地アレクサンドラ・ロード・エステート(Alexandra Road Estate, NW8 0SN)21、22日
英国初の槇文彦建築、教育文化施設アガ・カーン・センター(Aga Khan Centre, N1C 4DN)21日1時間毎にツアー開催
クリスタル・パレス・サブウェイ跡(Crystal Palace Subway, SE19)22日
このほか、人気のBTタワー、ザ・シャードなどは受付終了。

Alexandra Road Estate

2.普段は入れない政府系施設&オフィス

関連の仕事に携わっていない限り、訪れる機会がない政府系機関やオフィス。歴史ある建物やモダンで機能的に改装されたものなど、見どころ満載。
[主な施設]
外務省(Foreign & Commonwealth Office, SW1A 2AH)21、22日
大蔵省(HM Treasury, SW1A 2HQ)21日
最高裁判所(The UK Supreme Court, SW1P 3BD)21、22日(ほかの日程でも入場可)
建築事務所フォスター+パートナーズ(Foster + Partners, SW11 4AN)21、22日
ロイズレジスターグループ(Lloyd's Register Group, EC3M 4BS)21日
このほか、首相官邸、在英米国大使館などは受付終了。

Foreign & Commonwealth Office

3.英国の社会&文化に触れる

オープンハウスの今年のテーマ「Social」。これを念頭に各種プログラムが組まれている。そのひとつとして、高級テーラーが軒を連ねる「サビルロウ」のテーラーなどが公開される。またソーシャル・メディア(インスタ)を通した写真コンペもあり!

Savile Row Huntsman © Ed Reeve

4.モダン建築&インテリアなら個人宅

案外回って楽しいのが個人宅。個性的でユニークなアイディアが詰まった家が多く、インテリアの参考にもなること間違いなし!公式ウェブサイト(https://openhouselondon.open-city.org.uk)では、建物リストを自治体ごとに並び替えることができるので、ご近所の建物を探してみたり、自分の目玉物件を決めた後にその近くにある個人宅を選んで、ついでに回ってみるのがおすすめ。また同サイトでは、公開物件を「時代別」「タイプ別」に並び替えることも可能なので、活用して出かけてみよう!

週刊ジャーニー No.1104(2019年9月19日)掲載