街をデザインで明るく!ロンドン・デザインフェスティバル

■ 今年で17回目を迎えるロンドン・デザイン・フェスティバル。9月14~22日の期間中、ロンドン各地でインスタレーションの展示やトレードショーが開催される。街を明るく彩るばかりか、社会問題や環境問題などに対するデザイナーらの取り組みも紹介される。 主な展示をチェック!
Life Labyrinth by PATTERNITY

幾何学柄に誘われ迷宮へ

Life Labyrinth by PATTERNITY

「Pattern(模様)」を軸に活動する「PATTERNITY」による幾何学模様の迷宮(labyrinth)。モノクロカラーで統一された道を自分の感覚に集中しながら進み、幾何学模様の癒しの力やクリエイティブで前向きな思考を得ることを目的とした展示なのだそう。どれくらい効果が感じられるかは体験者次第だろうけど、背景のウェストミンスター大聖堂の外観との対比は、見た目に面白そう!
Westminster Cathedral, Piazza, SW1P 1QW

Please Be Seated by Paul Cocksedge

座って、くぐって!?

Please Be Seated by Paul Cocksedge

リバプール・ストリート駅に隣接するオフィス群「ブロードゲイト」の広場に設置される、巨大な波が特長のインスタレーション。作品は「どうぞ座ってください」と名付けられているが、腰を下ろすだけでなく、波頭をくぐり抜けることも可能。
Finsbury Avenue Square, EC2M 2PP

Weaving into Lightness by Kengo Kuma

隈研吾が竹の可能性を探る

Bamboo(竹)Ring: Weaving into Lightness by Kengo Kuma

日本人建築家、隈研吾が竹とカーボンファイバーを用い、編んで作ったドーナツ型の立体オブジェがV&Aに登場。直線美と柔軟性を併せ持つ特性から、日本で伝統的に使われてきた「竹」をもとに、柔軟性や精密さ、軽さ、強度を探求して完成した。
V&A Cromwell Rd, SW7 2RL

Walala Lounge by Camille Walala

カラフルな野外ラウンジ

Walala Lounge by Camille Walala

ポップな色合い、図形を組み合わせたデザインで知られるデザイナー、カミーユ・ワララがウェストエンドにラウンジを登場させる。普段は歩くだけの通りに現れたベンチでリラックスしてみれば、ロンドンの街がいつもと違った風に映るかもしれない。
South Molton Street, W1K 5QE

Sea Things by Sam Jacob

プラスチック問題を考える

Sea Things by Sam Jacob

英国で急速に広がった、プラスチックゴミ削減運動。V&Aの入り口天井から吊るされる立体には海を思わせるアニメーションが映し出され、プラスチック問題の重要性を訴える狙いがあるのだそう。立体の下で足を止め、大海へと思い馳せてみよう。
V&A Cromwell Rd, SW7 2RL

London Design Festival

2019年9月14~22日
このほかの催しの詳細は、ウェブサイト(londondesignfestival.com)にて。

週刊ジャーニー No.1103(2019年9月12日)掲載