今度はキングズ・クロスに! 音のなる シーソー

2016年10月にロンドン中心部のレスター・スクエアに登場し、光の祭典「Lumiere London 2018」でも大人気となった体験型アート「音のなるシーソー」がロンドンに戻ってきた! 早速、音を奏でに出かけてきた。

キングズ・クロス駅から徒歩5分。2018年秋にオープンした複合施設「コール・ドロップス・ヤード」にたどり着くと、ショップや飲食店が立ち並ぶ敷地内の中央広場で、キラキラと光りを放っている8台のシーソーを発見! 子供の頃に校庭や公園で誰もが遊んだであろうシーソーとは異なり、動くと音が鳴る仕掛けだ。
「Wave-Field」と名づけられたこのシーソーを手がけたのはカナダを拠点にする建築事務所「Lateral Office」「CS Design」と電子音響音楽家のミッチェル・アキヤマ氏。カナダ・モントリオールに始まり、ロンドンのほか、米国、ドバイ、トルコなど世界各地の公共の場で巡回展示されている。
LEDライトとスピーカーが内臓されたシーソーは、「すべての人にアートを!」を念頭に作られた体験型のパブリックアート。動かすことで光の明るさが変化したり、電子音が流れたりして作品が完成する。以前、レスター・スクエアに設置された際にもこのシーソーで遊んだ筆者だが、何度体験してもやっぱり新鮮! 音が鳴るたびに「もっと! もっと!」と、まるで子供時代に戻ったかのようなピュアな喜びが沸き上がってきた。訪れていた老若男女の利用者らも同じ様子で、音を確かめるようにして何度も跳ねては笑い、時に止まって写真を撮り合うなど、普段とはちょっと違った体験に満足そう。
コールド・ドロップス・ヤードやキングズ・クロス周辺にはアーチ型の光のアートワーク「Space Frames」も展示され(写真右端、4月末まで)、夜の街を明るく彩っている。家族や友人、あるいは同僚と出かけてみては? (文/西村千秋)

音のなるシーソーを動画で!(Lumiere London 2018の様子)

Wave-Field, Variation F

King's Cross, London N1C 4DQ
3月17日まで
体験無料
www.coaldropsyard.com

週刊ジャーニー No.1074(2019年2月21日)掲載