のほほん顔に癒される!? ラマ・グッズ

モコモコと温かそうな毛並みと、大きな目に長いまつ毛がキュートなアンデス生まれの動物が、ファッション、インテリア、おもちゃから食に至るまで、あらゆるシーンを席巻している。

予測不可能で、激しく入れ替わるキャラクター・グッズのトレンド。近年流行のフラミンゴやユニコーンに続くニュー・スターとして続々とグッズが登場しているのが、ラクダ科の動物であるラマ(Llama)だ。南米のアンデス山脈に生息するラマは、ラクダに似ているが背中にコブはなく、寒冷地に適応し全身がふかふかとした毛で覆われている。古くから家畜として飼育されており、おっとりとした性格で人に慣れやすいため、観光牧場などでも人気者。イングランド南東部イースト・サセックスにある「クマのプーさん」のふる里として有名なアッシュダウン・フォレストには、ラマやアルパカを飼育し一般公開する「The Llama Park(www.llamapark.co.uk)」があり、家族連れに人気だ。

ラマ・グッズ人気の理由として、可愛さと同時にあげられるのがアンデス生まれというエキゾチックな雰囲気だろう。グッズの多くは、アンデス山脈の人々がラマの装飾に施してきたようなフリンジやポンポン、刺繍など、南米風のカラフルな飾りがデザインされており、賑やかで楽しげだ。

「イブニング・スタンダード」紙によると、お洒落なインテリア・デザインなどの画像を収集する人に人気のウェブ・サービス「Pinterest」では、「llama decor」の検索数が前年比で約11倍になったのだとか。一方、インスタグラムでは、ラマのケーキやクッキーが人気で、クリームのパイピングで毛並みを見事に表現したケーキや、可愛らしくアイシングされたクッキーが並び、見ているだけで楽しい。

また、ラマと同じく南米のラクダ科の動物で、時にラマと混同されるアルパカも同時に人気を呼んでいる。  まだまだ寒さ厳しいロンドンの冬にぴったりのラマ・グッズを取り入れ、癒されてみては?(文/ネイサン弘子)

週刊ジャーニー No.1071(2019年1月31日)掲載