クイーンの名曲が夜空にきらめく ボヘミアン・ ラプソディ カーナビーstライトアップ

毎年ポップでロックな独特のクリスマス・イルミネーションで買い物客を楽しませているロンドン中心部のカーナビー・ストリート。今年は英ロックバンド、クイーンの名曲が夜空で輝きを放ち、多くの人で賑わっている。

ポップアップ・ショップには、衣装や楽器などの貴重な品々が展示されている。
冬時間がはじまり、クリスマスの足音が近づくこの時期。毎年冬の寒さを忘れさせてくれるようなきらびやかなライトが街を彩るロンドン中心部のショッピング・ストリートやデパートでは、クリスマス・ディスプレイの設置作業に大忙しだ。
そんな中、ひと足早くイルミネーションの点灯式を行ったのが若者に人気のショップが立ち並ぶカーナビー・ストリート。現在も活動を続けるクイーンの伝説のヴォーカルで、1991年に急逝したフレディ・マーキュリーを中心に描いた映画「Bohemian Rhapsody」の公開に合わせ、例年より早い10月21日にスイッチ・オン・イベントが行われ、クイーンのメンバーであるブライアン・メイ、ロジャー・テイラーらとともに、劇中でフレディ役を熱演したラミ・マレックが登場し、イベントを大いに盛り上げた。
オックスフォード・ストリートの駅に程近い老舗デパート、リバティ側から通りに入ると、映画のタイトルに採用されたフレディ作詞作曲の名曲ボヘミアン・ラプソディの「Is this the real life」からはじまる歌詞を記したネオンサインが夜空に浮かんでいる。通りは思わず口ずさんでしまう人、携帯電話でボヘミアン・ラプソディを流しながら歩く人で溢れていた。 筆者も黄昏の空に浮かぶ「Open your eyes, Look up to the skies」とつづられたフレディの言葉を仰ぎ見ながら、さらにその空の遥か上にいるであろうフレディを想いつつ、思わず歌詞を口ずさんでしまった。
さらに通り沿いには「Bohemian Rhapsodyポップアップ・ショップ&エキシビション」がオープン。映画やクイーンの関連グッズが販売され、写真、楽器、ブライアン・メイから貸し出されたという手書きの歌詞がつづられたノートなどの貴重な品、マダムタッソー蝋人形館からはフレディの等身大の蝋人形、さらに地下にはフレディの衣装のレプリカなどが並び、見ごたえのある内容だ。
ファンに限らずとも、クリスマス気分を高め、夜空と一緒に道行く人々の心も明るく照らしてくれそう。空が黄昏に染まる頃、足を運んでみては?(写真・文/ネイサン弘子)

Bohemian Rhapsody Pop-Up Shop

3 Carnaby Street, W1F 9PB
月~土:午前10時~午後8時、日:正午~午後6時
入場無料 www.carnaby.co.uk

週刊ジャーニー No.1059(2018年11月1日)掲載