シティでアート・トレイル Sculpture in the City

シティでアート・トレイル

Sculpture in the City

■ 今年で8回目を迎えた、金融街シティのアート・イベント「Sculpture in the City 2018」。国際的に活躍する芸術家による彫刻・インスタレーション18作品が街中に展示される。その中から主な作品をご紹介!

2018年7月12日 No.1043

Stack Blues, Sean Scully(2017) Front of Willis Building, Lime Street EC3M 7DQ

バランスゲーム「ジェンガ」を思わせる本作は、ダブリン生まれの画家シーン・スキャリー氏によるもの。水平線をイメージして作られたとあって、ブルーの色合いが清涼感を与えてくれる。


Tree, Marina Abramovic(1972) 99 Bishopsgate EC2M 3XD

今年はサウンドアートも登場。ビルの谷間に生える木にスピーカーが設置され、鳥の鳴き声が響く。木の下に立って耳を澄ますとかすかに聞こえるが、それと同時に車のエンジン音の大きさを改めて実感させられる。作者の意図なのかも!? ユーゴスラビア出身のマリーナ・アブラモビッチ氏作。音声は午前8時~午後10時。


Crocodylius Philodendrus, Nancy Rubins(2016/17)1 Undershaft EC3A 6HX

遠くからみると水が勢いよく跳ねたような形をしたのびのびとした作品だが、近づいてみると印象が変わる。鹿、亀、馬などを模したリアルな像がいくつも組み合わさっていて、異様な雰囲気。近隣の無機質なビル群や歴史的建造物とのコントラスも面白い。ナンシー・ルビンズ氏(米国)作。


Opening the Air, Jyll Bradley(2018) St Helen's Square EC3V 4QT

ジル・ブラッドリー氏(英国)が今回のイベントのために制作した三次元のドローイング。蛍光黄色のディスクには温室が描かれ、太陽によって異なる表情が浮かび上がる。


The Adventurer, Gabriel Lester(2014) Bury Court EC3A 8EX

ベンチ付きの掲示板に、都市の風景を描いたポスターが繰り返し現れる作品。バス停がこれなら町が明るくなりそう! ガブリエル・レスター氏(オランダ)作。


The Great Escape, Miroslaw Balka (2014)Hartshorn Alley EC3M 5JD

細い抜け道で流れる口笛のサウンドアート。曲は映画「大脱走」のテーマ曲。軽快な音楽ながらも口笛だとどこか不気味で、知らずに通ると怖いかも…。音声は午前8時~午後7時。ミロスラヴ・バルカ氏(ポーランド)作。

■このほか、シティ各所に点在する。2019年4月まで。 マップなどの詳細はウェブサイトにて。