10/16 葬儀で流れる「故人愛唱歌」、トップはこの曲!

かつて英国の葬儀といえば「厳かなオルガンの響きと賛美歌」と相場が決まっていたものだが、より個性が尊重されるようになった昨今、ポピュラー音楽と共に旅立つ人が増えているという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
大手葬儀会社「Co-operative funeralcare」が最近扱った3万件の葬儀で、会場に流される音楽に関して統計をとったところ、約3分の2がかつて主流だったクラシック音楽を避け、ポップスやテレビ番組の主題歌、はたまた映画の挿入歌などを選んでいたという。
その中で7年間、最も使用頻度が高かった曲はフランク・シナトラの『My Way(マイウェイ)』。葬儀の7件に1件という人気ぶりだった。2位はサラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリが歌う『Time to Say Goodbye』、3位はベット・ミドラーの『Wind Beneath My Wings(愛は翼に乗って)』。
また、最近はユーモアのセンスもまたお別れの重要な要素になってきているという。例えばモンティ・パイソンの『Always Look On The Bright Side Of Life』、スパイク・ミリガンのナンセンスソング『Ying Tong』などもトップ100入り。明るくユーモア溢れる歌詞に送られて旅立つ人もいるのは、いかにも英国らしいといえそうだ。
対照的に、賛美歌が歌われるケースは2005年には全体の41%あったものの、最近の調査では30%にまで減少していたという。「Co-operative Funeralcare」のロリンダ・ロビンソン氏は「昨今の葬儀では個人の好みが重要視されます。歌詞に込められたストーリーがそのまま故人の人生と重なり、参列者の心に強く響くのです」と話している。

【故人お見送り時にかけられる曲トップ10】

①『My Way』フランク・シナトラ
②『Time to Say Goodbye』サラ・ブライトマン&アンドレア・ボチェッリ
③『Wind Beneath My Wings』ベット・ミドラー
④『Over the Rainbow』エヴァ・キャシディ
⑤『Angels』ロビー・ウィリアムズ
⑥『You Raise Me Up』ウエストライフ
⑦『You’ll Never Walk Alone』ジェリー&ペースメーカーズ
⑧『We’ll Meet Again』ヴェラ・リン
⑨『My Heart Will Go On』セリーヌ・ディオン
⑩『Unforgettable』ナット・キング・コール