3/16 ロンドンで売られているタバコ、3本に1本は闇タバコ

引き上げられ続けるタバコ税のため、英国でのタバコは値上がりの一途をたどり、スーパー・マーケットで購入しても、有名ブランドのタバコでは1箱7ポンド(約900円)を超える。長引く不況も手伝い、闇タバコが横行しており、ロンドンで売られているタバコの約3分の1が違法タバコとされることが明らかになった。「メトロ」紙が報じている。
多くは中国製とされる、パッケージをまねただけの偽タバコのほか、他国で合法的に製造されたものの、英国輸入時にかかる関税などの税金が支払われていない違法タバコが、英国の闇マーケットで広く販売されているという。
タバコの大手製造会社である「Philip Morris」や「Imperial」が把握している数字だけを見ても、昨年、第1四半期に違法と認められたタバコが市場に占める割合は10.6%。これが第4四半期には14.9%にまで増加したと報じられている。ロンドンでは、この割合はさらに高くなり、約3分の1にのぼると見られている。
英財務省が、回収できずにいる関税収入は年間で20億ポンドに達し、英政府がこの違法タバコ対策に費やす金額は2500万ポンドとされているが、闇マーケットでの需要は高まるばかり。犯罪組織などが、違法タバコによって得る利益は、1000万本あたり165万ポントと言われている。
また、偽タバコの製造コストは、1箱20ペンス程度とされ、アスベストスが含まれているケースが報告されるなど、健康被害も懸念されている。