2/20 ロンドン五輪パーク、会場に入るだけで…10ポンド!

東ロンドンのストラットフォードに新たに作られたロンドン五輪パークでは、野外設置の大スクリーンで観戦するための入場も有料とされることが決定したという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
ロンドン五輪パークは、8万人収容のオリンピック・スタジアム、競輪場、水球場、ハンドボール競技場、バスケットボール・コート、水泳競技センターなどを擁する。その一方、パーク内を流れるリー川に浮かばせた桟橋の上には、英国各地で設置される五輪観戦用大スクリーンの中でも最も大きなものが設置される予定。スクリーンは両面になっており、リー川両岸に設けられる観客席から観戦できるようになっているという。
ロンドン五輪組織委員会(Locog)は、巨大スクリーンが、880万枚といわれるロンドン五輪観戦チケットを入手できなかった人々の不満を解消し、ロンドン五輪に参加している気持ちになれるような手助けになればと、説明している。しかしながら、ロンドン五輪パークの建設には72億5,000万ポンドの公的予算が投入されただけに、パークへの入場を有料とする決定には、疑問の声も上がっているという。
五輪パークへの入場券は、少なくとも2万枚が用意されているとされ、入場料は10ポンド以上とみられている。
つい先日、ボックス・ヒルで行なわれる自転車競技の観戦を有料にすることが発表されたばかり。また、五輪当局は、セーリング競技が行なわれるドーセットのウェイマスでも、観戦チケットを持たない人が入れないよう、海岸線の一部を柵で囲うとしている。
ロンドン五輪組織委員会の広報担当者は、「(五輪パークへの)入場を有料にする大きな理由のひとつは、五輪パークの収容可能人員に限界があることを考慮しての、安全上の問題から」と弁明している。
五輪観戦用の巨大スクリーンは、グレーター・ロンドン当局によって、ロンドン市内のあちこちにも設置される予定で、そこでは無料で観戦できるという。