2/25 オーガニック食材、実はあまりヘルシーでも美味でもない?

有機肥料によって栽培されたオーガニック食材は、農薬を使用して通常の方法で栽培されたものと比べて、味が良く、健康的とは限らないとする臨床実験結果が公表された。「メトロ」紙が伝えている。
ジャガイモ、ブロッコリー、トマトの3種類を2年間に渡り実験し、その結果、それらの野菜が有機栽培であることには特に利点はないとする結果が出たという。
実験では、通常のブロッコリーにも多くの抗酸化物質が含まれており、また、通常のジャガイモにはオーガニックのものよりもビタミンCが多く含まれていたことなどもわかったという。
専門家を集めて行った味の検査では、オーガニックのトマトよりも、通常のトマトのほうがトマト本来の風味が強く、甘みがあったと指摘されている。
消費者比較サイト「Which?」のガーデニング担当記者、セリ・トーマスさんは、「この実験は、『オーガニック野菜は味も良く、栄養素も豊富』という先入観に疑問を投げかけている」と話す。
これに対し、英国土壌協会Soil Associationのエマ・ホックリッジさんは、この臨床実験はあまりに限定的で、非科学的なものだと一蹴している。「オーガニック食材を好む人は、農薬や人工肥料を避けることで、環境保全にも協力している。オーガニック食材の味や健康面以外の多くの利点も考慮してほしい」とも指摘している。