2/11 人気のバレエシューズ・パンプスは身体に悪い!?

つま先が丸くて靴底の薄い、バレエシューズ・パンプス、あるいはフラットシューズなどと呼ばれるスタイルの靴が人気ファッション・アイテムとなっているが、こうした靴の長時間着用で足や腰を痛めるおそれがあることが指摘されている。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えている。
足治療医協会「the Society of Chiropodists and Podiatrists」は、こうした、いわゆる「ペタンコ靴」は、歩行時の足へのサポートが不充分で、膝、腰、背中へも余計な負担をかけると警告している。また、靴のヒールや足首のストラップなどがないと、歩行時に、親指が必要以上に「踏ん張る」ことになり、これも足に悪い影響を及ぼすと指摘している。
同協会の足治療医、ロレイン・ジョーンズさんは、「プロのダンサーは、バレエシューズ着用に伴う危険性を知っている。(靴底が薄いために)歩行時の衝撃を和らげる機能が弱く、下肢にすべての負担がかかる。膝、腰、背中に加わる負担も増え、長期にわたって着用し続けると関節炎を起こす可能性もある。また、親指の巻き爪、割れ爪などはバレエ・ダンサーによくみられる症状だ」と話す。
さらに、「どうしても流行を取り入れたいなら、わずかでもヒールに高さのあるもの、そして、少しでも側面が高いデザインで、横からも足をサポートしてくれるものを選んで欲しい。ただし、長時間の着用は避けるべきで、特に、よく歩く人には向かない。また、足への負担が少ない靴と交互に利用するように」と助言している。