9/13 同性愛者の男性にも、献血の機会を提供

NHS(国民医療サービス)が同性愛者の男性による献血を生涯を通して禁止しているのは差別にあたるという訴えを受けて、政府は、条件付きでの献血を認めることにしたことが報じられた。
「デイリー・テレグラフ」紙によると、政府内では、同性愛者の男性が、他の男性との性交渉を1年以上、行っていない場合は献血を認めることで合意したとされる。
専門家は、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)やB型肝炎のような、血液を介する感染症の検査技術が向上したため、と説明。「血液、組織及び臓器安全諮問委員会」が公表した検討報告書は、「生涯にわたる献血禁止は、差別以外の何者でもなく、偏見に基づいたもの」と論じているという。
1980年代に、エイズの出現で汚染血液に対する恐怖が高まったため、同性愛者の男性は、コンドームを使用しているかどうかにかかわらず、NHSでの献血を生涯に渡って禁止されるようになった。売春婦や注射器でドラッグを使用した経験がある人も同様に、献血が禁止されている。ただし、英国では2005年以降、血液を介するウィルスの感染例は報告されていない。