7/25 大学に進む率が低いのは…キリスト教・無神論の生徒たち

大学などの高等教育へ進む割合を宗教別にみると、キリスト教や無神論の生徒たちのほうが、ヒンズー教、シーク教、イスラム教といった生徒たちより低いという結果がでたという。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えている。
英国国家統計局が1万3,000人を超える若者を対象に行った調査を元に、教育技能省へ向けてまとめた資料によると、高等教育へ進む割合は、ヒンズー教徒の15歳では77%だったのに対して、キリスト教徒の同年代では45%だったという。また、シーク教徒では63%、イスラム教徒では53%が大学へ進学しているが、特に宗教を持たない層では32%に留まっている。
これまでにも、英国の労働者階級では白人系住民のほうがインド系住民よりも大学に進学する率が低いという調査結果が出ており、今回の調査結果もそれを裏づけるものとなっている。
しかしながら、ウォーリック大学のスティーブ・ストランド教授は『Times Educational Supplement』誌に対して、「労働者階級の中で高等教育に進む生徒の数が、白人系に少なくインド系に多いのは、宗教には関係ない。さまざまな事情があるが、一般的には白人労働者階級の子ども達や親は、学校の教育カリキュラムや大学進学に意義を見出さない一方で、インド系の家庭は、たとえ社会的、経済的に苦しい状況にあっても、高等教育を重視していることが大きい」と話しているという。
キリスト教団体「Catholic Education Service」も、「キリスト教徒が教育に熱心でないととれる結果が出ているが、信仰と結び付けるべきでない」と主張している。