モエ&シャンドン   創業1743年

年間8万人(内4000人が日本人)が訪れるという、業界最大手にして最も知名度が高いシャンパン・ハウス。 シャンパーニュ地方で最大の自社畑を所有し、年間2500万本を超える生産量を誇る。戦後、他のシャンパン・ハウス、 高級ブランド「クリスチャン・ディオール」を買収し、さらに大手コニャックメーカー「ヘネシー」や高級ブランド「ルイ・ヴィトン」と合併、 現在は、「フェンディ」「ブルガリ」「セリーヌ」「ロエべ」など世界の高級ブランドを多数抱える巨大グループLVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ ヘネシー)の中核を成す存在となっている。
まずは、同社の簡単な歴史を紹介するプロモーションビデオを観賞。このプロモーションビデオは、同社がシャンパン業界初の試みで広告塔 として起用したハリウッドスター、スカーレット・ヨハンソンさんがナレーションを務めている。その後、同社でたった1人の日本人ガイドを 務めるラフォルジュ由美さんのよどみない解説とともに全長28キロという迷路のようなセラーの一部を見学。1807年7月26日にナポレオンが初めて 訪れたことを刻む記念碑=写真右上=やナポレオンが戦利品として寄贈した大きな樽などもあり、モエとナポレオンの親交の深さを改めて実感する。 セラー見学後は、お待ちかねの試飲。今回はプレス待遇により、通常は訪問客が入ることのできない中庭に通され、「キュヴェ・ドン・ペリニヨン 2002」=同下=を試飲! 驚くほどまろやかな味わいで豊かな芳香が口中に広がった。



 

エペルネには「シャンパン・アヴェニューAvenue de Champagne」と呼ばれる、シャンパン・ハウスが軒を連ねる通りがある。 モエ&シャンドンもペリエ・ジュエもポル・ロジェもボアゼルもこの通りに面している。この通りの入り口からもほど近い、 エペルネの町中のホテルJean Moetには、小規模メーカー50社によるシャンパンを販売する店がある。シャンパンは安いものなら10ユーロからあり、良心的。 2007年にオープンしたばかりで、シャンパンテイスティング(6種類+フィンガーサラダ+フルーツジュース付33ユーロ)=写真左上=を 実施するシャンパンバーも併設してあり、5月にはシャンパンの歴史や作り方を解説するミニ博物館ともいえる新コーナーもオープンしている。


 


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Epernay
Moet & Chandon(地図上①)
20 Avenue de Champagne, 51200 Epernay
Tel: +33(0)3 26 51 20 20
www.moet.com
www.domperignon.com
ツアー所要時間:約1時間
トラディショナル・ツアー
(モエ・インペリアル1杯試飲)…15ユーロ
インペリアル・ツアー
(モエ・インペリアルおよびロゼ・インペリアル各1杯試飲)…22ユーロ
グランド・ヴィンテージ・ツアー(グランド・ヴィンテージ2002およびグランド・ヴィンテージ2002ロゼ各1杯試飲)…28ユーロ
10歳から17歳の子供(試飲なし)…9ユーロ
10歳以下の子供…無料

インターネット上で予約可。日本語でのガイドをご希望の際は要予約。
ツアー時間:9:00~11:30am、2:00 ~4:30 pm

 

「007」シリーズの主人公ジェームズ・ボンドはドン・ペリニヨンが大好物で、映画にもたびたび登場している。が、1987年以降の「007」では、 アイ村にある老舗シャンパン・ハウス「ボランジェ」の「ボランジェ」が愛飲されるようになっている。



ライトをあてて口に溜まった澱を見せてくれた。澱はシャンパンの栄養で、長い熟成期間を持たせるほど、シャンパンを美味しくさせる。 モエはノン・ヴィンテージでも2.5 年、ヴィンテージでは約5年、ドン・ペリニヨンにおいては7年以上寝かせるという。

ナポレオンが戦利品として寄贈した大きな樽

ナポレオンを応接した「インペリアル・サルーン」。ナポレオンが好きだったという緑を基調としている。

C- Comme
8 Rue Gambetta & 7 Rue Jean Moet, 51200 Epernay
Tel: +33(0)3 26 32 09 55
www.c-comme.fr
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