英国でスパに行ってみたい! でも、どうやって選ぶ?

ひとりで気軽に立ち寄るなら…

豪華な設備はなくとも、シンプルなトリートメント・メニューが充実したスパでも充分。仕事帰りや買い物ついでに行きやすいところ、家から近い地元のサロンも要チェックだ。常連になれば、自分好みのトリートメントにカスタマイズしてもらうこともできるだろう。
信頼できるお店なら、トリートメント内容も受付で詳しく説明し、希望にあったセラピストを紹介してくれるはず。また、トリートメントに使われているプロダクトも要確認。一般向けに店頭販売されているもの、その店のオリジナルブランド、スキンケアにこだわって研究されたエステサロン向けのもの、自然派やオーガニック製品、英国では余り知られていないような海外からの輸入ブランドなどなど。プロダクトからもその店のこだわりやポリシーがうかがえる。

友人同士やカップルで行くなら…

休日なら、スイミング・プールやサウナ設備が整っていたり、アフタヌーン・ティーやランチと組み合わせられたりするホテルのスパがお薦め。泊りがけで、田舎散策も兼ねて郊外のスパ・ホテルに出かけるのも一案。
カップルで行く場合、スイミング・プールやリラクゼーション・エリアが男女共用になっているスパのほうが、一緒にいる時間を楽しめる。ターキッシュ・バスのようなサウナでは、男女兼用日と男女別の日が設けられていることがある。スパのトリートメント・メニューには女性向けのものが多いものの、男性用フェイシャルや、男性でも満足できる圧の強いディープ・ティシュー・マッサージなど、男性客向けのメニューもあるのが一般的。また、二人並んでトリートメントが受けられるカップル用のトリートメントルームを用意しているところもある。

プレゼントなら…

スパ・トリートメントは、プレゼントにも最適。トリートメント料金に充てられる金券バウチャーもあれば、指定トリートメントと食事などのパッケージ・プランになったギフト・バウチャーもある。ギフトボックス仕様にしてくれるスパもあり、見た目を豪華にすることもできる。

低予算で抑えたいなら…

トリートメント・ルームと待合室のみの、こじんまりしたスパは、コストのかかる設備がない分、料金も抑えめ。 また、カウンシルが管理する公共施設やスポーツジムなどに併設されているスパもリーズナブルな値段であることが多い。それでも、値段だけで選ぶと、 逆に「時間とお金がもったいなかった」ということにもなりかねないので、インターネットやクチコミの情報は上手に利用しよう。フェイシャルのよう に肌に影響するトリートメントの場合は特に、使用プロダクトは事前にチェックしておいたほうが賢明。また、スリッパやバスローブ、シャワールームのソープやシャンプーなどの持参が必要な場合もあるので、予約時には「なにがあって、なにがないか」を確認すること。

ちょっと豪華に楽しみたいなら…

体の疲れだけでなく心も癒すには、非日常的な環境で優雅な時間を過ごすことも必要だ。ウェルカム・ドリンク、ローブ、スリッパ、ボディケアやスキンケアのアメニティ、サウナ設備、スイミング・プールなどなど…。おもてなし度が高くなるほど、値段も比例して高くなるが、ハイレベルのリラクゼーション効果を期待できるだろう。また、高級スパが使っているような高価なスキンケア・プロダクトを自分で一式をそろえるのは難しいが、スパのトリートメントなら一通り試すことができるのも魅力だ。

お得なオファーを利用するなら…

スパ業界の競争は激しい。初めての来店時や複数での予約に割引サービスがあったり、誕生日の予約にお得なオファーがあったりと、スパ側も顧客獲得に向けて奮闘。また、アマゾン・ローカル(amazon local)やラストミニット・ドットコム(lastminute.com)といった格安オファーや事前購入型クーポンを提供するサイトを検索すれば、お得なオファーが頻繁に出てくる。スパ情報を取り扱うサイト「グッド・スパ・ガイド(http://goodspaguide.co.
uk)」、同じくスパやビューティ・ヘア・ボディケアを扱うサイト「wahanda(www.wahanda.com)」なども内容が充実。

プロダクトで選ぶなら…

ビューティ・プロダクトのブランドには、最先端の科学的技術やデータを駆使して研究開発されたもの、オーガニックやナチュラルな材料にこだわったもの、パラベンのような合成保存料や鉱物油、人工着色料や香料など、肌に負担がかかると思われる材料を使わないようにしているもの、エステサロン向けに特に研究され、トリートメントに独自のメソッドを細かく定めているものなど、様々な特徴がある。また、一般に英国内では売られていない海外からの限定ブランドを取り入れているスパもある。自分の肌質やタイプを考慮して、安心できるプロダクトを使っているスパを選びたい。

症状で選ぶなら…

とにかく体が凝り固まっていてどうにもならない時など、日本人好みのしっかりしたボディ・マッサージを希望する場合、ビューティ・セラピストよりも、マッサージ専門のセラピストを指定したほうがはずれがなさそう。また、妊婦の場合は、使えるプロダクトやマッサージの手技が限定される。プレグナンシー・マッサージができるセラピストを指定しよう。フェイシャルの場合も、リンパや血流をよくするためのデコルテのマッサージや、リラクゼーション効果を促すマッサージをあわせて行なってくれるものもある。

変わったトリートメントを試したいなら…

アロマセラピーやリフレキソロジー、指圧などは一般にも耳慣れた感がある。しかし、ストレッチを多く取り入れたタイヨガ・マッサージ、石を使ったストーン・マッサージ、リンパに働きかけるリンパ・ドレナージュ、頭だけで深いリラクゼーション効果が得られるインディアン・ヘッドマッサージ、インド伝統医学のアーユルヴェーダに基づいたトリートメント、カリフォルニア生まれのエサレン・マッサージなど、ボディ・トリートメントだけでも枚挙に暇がないほど、様々な種類がある。フェイシャルでも、肌に直接、ピュアな酸素を送り込む酸素トリートメント(Oxygen Facial Treatment)がアンチエイジングに良いとして注目されている。もちろん、予約する前に、トリートメントについての説明を必ず受けよう。